August 29, 2006

高砂百合

Yuri04
これ、台湾原産の「雑草」なのだそうだ。
日本にはいつごろ渡ってきたのか知らないけど、うちの近辺(都下西郊)では、6~7年前から見るようになった。
といっても、最初はまさか雑草とは思わなかった。
一昨年くらいから本格的(?)に増え始めたみたいなんだよね。関東原産の野山の百合より、花の時期が1ヶ月くらいは、遅い。
たとえば山百合は6~7月に咲くけど、こいつが咲くのは8月頃っぽいのだ。
うちの庭など、すでに7本くらいはえていて、確かにそうなると雑草だなーって思うね。
ふつうの百合は球根がわかれて増えるんだけど、これはどうも種が散って増えてるんじゃないかと思う。
しかし、花がきれいだろ? だから、どこの家でも抜かずにほうっておくらしく、通勤途中、あちこちの庭や玄関先のプランターから、にゅっとはえて、花を咲かせているのに気づいた(笑)。右の写真もそういうやつね。
すごく丁寧に世話されている庭でも、こいつは咲かせてもらってるのだ(笑)。
しかし、山百合などのようには匂わない。
ちなみに台湾では、鉄道沿いの土手などにたくさん咲いているんだそうだ。

しかし。
高砂百合は、図鑑などによれば、らっぱ形の花の外側に、赤褐色の筋が入っているのが特徴、という。
実際、うちの玄関先に咲いたやつなどは、そうなっている。
ところが、庭先に群れ咲く(笑)、他の高砂百合は、葉の形などは全く同じだが、その筋がないんだな。それに、花弁のさきっちょが、余分にくるっとまくれている。
変異したというより、他の種の百合と、交雑したんじゃないかと思う。
でも、うちの庭に植えてあるカサブランカとかは、花の時期が全く違うんだよね。
どこからきた!(笑)
しかし、交雑したっぽい高砂百合の方が可憐で、かわいくはある……(笑)。

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July 08, 2006

休日バトン

日本人は昔から働き蜂とかワーカホリックとか言われて、休日の楽しみ方を知らないとされている(笑)。
ならば、レジャーに行けばいいのかと、右へならえという現象も過去にはあったそうだけど、それはやっぱ、ちょっと違う気がするな。

さて、mixi内からまわってきたバトン、残念ながら自分のmixiは日記を http://ameblo.jp/kotora/ に接続しているため、こちらで受ける事にする。

☆休日は何時に起きますか?
8時~9時。実は平日と同じ時刻に目が覚めるのだが、1時間くらいそのまま本を読んじゃうのだ。

☆朝起きて一番に何をしますか?
雨戸をあけて洗面して亡きつれあいの位牌に線香をあげる、なんてのはあたりまえの話だよなあ。
そういう一般的な事を別とすると、PCをたちあげる!(笑)
ううむ平日と変わらない。

☆休日の朝ごはんは何ですか?
トースト。冷肉(あれば)。珈琲。ここまでは平日と同じ。では休日は何が違うのか?
卵を4個喰うのだ! 卵焼きか目玉焼きかゆで卵にして。
4個。絶対に4個。なにがあっても4個。

☆休日はどこにでかけますか? 出かけない場合は、何をしますか?
休日がかならず土日祝日という生活ではないから、いつ休みになるかによって変わる。
カメラを手に歩きに行ったり、(走る事もあるが)、
稽古日にあたっていれば夜は空手に行くし、
それ以外は、本を読んでいるかネットでなにかしてるか、ゲームしてるか。
たまたま友人と都合があえば、出かける事もある。

☆休日の昼ごはんはどんなものを食べますか?
麺類が多いかなあ。
量は通常の2~3人前。
でないと、足りないのだ。
外出した場合は、出先でみつけた飲食店に入る。なのでその時次第。

☆休日には誰とよく会いますか?
会うとすれば友人。
たいていは、誰とも会わないな。

☆休日の晩御飯はどんなものを食べますか?
その時喰いたいもの。
なので、決まってはいない。
もちろん、たらふく喰うのだ。

☆休日は、何時ごろ寝ますか?
深夜の1時前後。
ゲームしてるか、さもなきゃネットでIRC経由のチャットに参加している。
両方を同時にしている事もあり(笑)。

☆あなたにとって、休日とはどんな日ですか?
戦いに備えてリフレッシュする時。

☆誰の休日に興味がありますか?(次にバトンが回る人
喜八さんかな(笑)。

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May 25, 2006

最近のペットボトル茶

Img1
ちょっと気に入っているのが、これ、からだ巡茶だ。
名前はなんだかへんなのだが……(笑)。
お試し価格98円で売っていたのを飲んでみたら、なかなかうまかった。
ペットボトル茶にしてはめずらしく、口に含んだ時に、ほのかな、茶特有の甘味が感じられるのだな。
ボトルのデザインも、まあ悪くないかも?
で、飲んでいる時に見て、目が点になったのが、漢方薬の会社と提携している事だ。ふーん。
漢方薬~。
最近はやりの「デトックス効果」をうたっているようだ。
ああ、そういや、デトックスってもっと前に流行ったアーユルヴェーダあたりが発祥だったような気が。
漢方薬との関係もなんとなくわかるような?
(いや、俺はどっちでもいいんだけど)。
問題は、容量が他のペットボトル茶より、ちょっと少なめだっていう事なんだよなあ。
まあ、これから暑くなるから、空手には1Lサイズを持っていっても問題ないんだけどね。

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April 06, 2006

Sakura09
誕生日、なのであった。
桜の花に思い入れがあるので、誕生日当日に桜が満開だと、非常にうれしい。
しかし、ちょっとほろ苦くもある。
4月6日でしょう。
ふつー、学校はこの日あたりが入学式・始業式。
今まで、学校で友人に誕生日を祝ってもらったおぼえが、ほとんどない。
(正確に言うと、高校の時に1度だけ)。

祝ってもらえるようになったのは、パソ通始めてから、ネット発。
パソ通時代は必ずチャットで祝辞をもらったし!
「何歳になった」
ということより、生まれた日を祝ってもらうというのがやはり嬉しいものなのだよな(笑)。
さて、これから、もうちょっとしたら、誕生祝い飲茶に出かけてきます。

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March 26, 2006

漢字バトン

ネットで活躍中のボディビルダーであり、猫たちの優しい飼い主でもある喜八さんから、今度は漢字バトンがまわされてきた。
うぉぉ、漢字か!
漢字といえば漢和辞典。
高校くらいまでは、時々漢字辞典を読んだよなあ。
最初のページから順繰りに。
漢字は世界最強の表意文字であり、日本人は、これと、ひらがなとカタカナとアルファベットを渾然と使っているからこそ、多様な文化の受容性、同化力が高く、融通がきくのだと思うが、どうだろう?

さて、それでは。


【Q1】前の人が答えた漢字に対して自分が持つイメージは?

「遙(はるか)」
遥かな、といえば、想像もできないほど遠くのこと。天と地の距離、あるいは水平線の向こう。
それは「自由」であり、「追っても追っても手の届かないもの」であり、
しかあれども、「追うことを忘れてはならないもの」でもあるだろう。
いやしくも男子たるもの(そして女子たるもの)、遥か彼方に「なにか」がある事を忘れてはならないし、
時々は、そこへ目を向けなくてはな。
だが、もうひとつ。それは「死につながる」かもしれないということも、心の隅にとどめておかなくてはいけない!
(そして、それを懼れすぎても、懼れすぎなくても、いけないのだ)。

「雪月花(せつげつか)
中国の詩人は、月をうたい、花をうたっているけれど、目の前の雪をいとおしんだ詩は、ほとんどないような気がする。北征して、寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて、雪が軍旗にはりついてるじゃんーっ みたいなのはみつかるんだが(笑)。
そう、雪月花といえば、それは、まさしく、日本人の感覚だろう。
春は花を。
夏から秋は月を。
そして冬は、雪を。
縁側で、あるいは野っぱらで、間近に見ながら、楽しむ。
加工しない、そして人が介在しない、生の自然を楽しむのだ。
中国の漢詩ならば、その中に人がいる事が条件だろうけど、日本の「雪月花」の精神は、そこに人の介在はなくてよろしい。日本では、人は自然と一体化する。というより、人はあくまでも自然の一部なんだよな。
明治以降、忘れられてきてるけどね。

「直江津(なおえつ)」
直江津……?
地名だ。
聞き覚えのある地名だ。
そうだ、上越の近くだ!(検索してみたところ、現在は上越市の一部?)
だが、上越といえば私にとってはひたすら「スキー」であって、おそらく直江津という地名は、スキー場へ行く途中、目にしたものなのに違いない。


【Q2】次の人に回す言葉を3つ

うーむ……(笑)。いや、とりあえず、指名して回す予定は、私にはないんだが。
もしかして、奇特にもバトンを拾っていく人がいるかもしれない!
だから、やはり3つ選んでおくことにしよう。

「宇宙」
「冒険」
「勇気」

とりあえず、マニアックな言葉ははずしたぞ( ‥)/
いやー、ほんとは「玄空」とか入れてみたかったんだけど(笑)。


【Q3】大切にしたい言葉を3つ

「希望」
「夢」
「信頼」

それは、人生において、絶対に失いたくないものだ。
この3つがなければ、それは死んでいるのと同じなのだ。
そして、絶対に犠牲にはできないものなのだ。


【Q4】漢字のことをどう思う?

前段でも述べたとおり。
世界最強の表意文字!
ものによっては書いたり読んだり覚えたりするのは大変かもしれないが、なーに、大抵の漢字は、なりたちのシステムさえおぼえれば、読めなくても意味はわかるものさ。
表意文字なんだから(笑)。
漢字はイマジネーションを育てる文字だと思うし、クリエイティヴな文字でもある。


【Q5】最後にあなたが好きな四字熟語を3つ教えてください。

「弱肉強食」
生命の基本原則。弱いものは喰われる。
だが、喰われる事で、生命を強者に受け継ぐんだよな。
強者は、弱者を喰うのなら、その命を引き継ぐ事を考えなくてはならない。
野菜だろうと、山菜だろうと、家畜の肉だろうと、野性の魚だろうと。
食べる時には感謝の心を忘れずに。
そして、弱者を助けられる余裕があるのなら、助ける事を忘れてはいけない。
それがほんとうに「強い」という事だろう!

「質実剛健」
理想のライフスタイル。
生活に半端に苦労する事がないのなら、こうありたい(笑)。
とか言いながら、本だのCDだのDVDだのゲームソフトだの……
そういうものが空間を埋め尽くし、質実剛健から遠ざかっていくのだよなあ。
いかんな。

「一気呵成」
現実のライフスタイル、かもしれない(笑)。
なにかやるとなったら一気に行くぞー!

そして、番外。「虎視眈々」。とらだから。


【Q6】次に回す4人へ、イメージする漢字を添えて。

喜八さんが私にいだく漢字のイメージは「拳」なのだそうだ。
理由は、空手をやるから! 押忍。
もっとも、現実には私は蹴り技の方が得意なのだが、やはり空手って、まず「正拳」のイメージが強いのだと思うし、実際、これが一番の基本技だと思う!
まっすぐ、しかも目標直前でひねりこむように、回転も充分に使って突き入れる拳。
正攻法の最たるものだ。

さて、バトンをまわすというわけではなく、単純に。
普段、交流のあるブロガーの皆さんに、一文字ずつ、贈りたいと思う。
具体的には、3月中に、2~3回以上、往来のある人かな。

まず、バトンをまわしてくれた喜八さん。
「撓」(しなう):しなやかなものは、一見弱く柔らかそうに見えるかもしれないが、実は強く見えるものより、本質は強いのです。

つなさん。
「珠」:石の一種ではなく、生物(たとえば、あこや貝)が体の中で形作るもの。柔らかく優しい光をたたえた、生き物が作る宝物。少しずつ、ゆっくりと育つ珠は、つなつなのイメージにぴったり。

ペトロニウスさん。
「鋭」:知性も、生き方も、鋭く切り込むタイプだと思う(笑)。たとえ、時にその切っ先がにぶったり、疲れて青眼から落ちてくるように思えたとしても、研げば再び光を取り戻す。但し、ときに容赦ない事もある。だが、それは必要な容赦のなさ、というものだろう。

いちみさん。
「弾」:ずだーん! ……と、発射される方ではなく、「はずむ」。どんな壁にぶつかっても、壊れることなく、楽しげに弾む事ができる。ぽーんぽーんぽーん! 元気が良くて、かりに動きが止まっても、また投げ上げれば、弾みだすのでは?

もとさん。
「花」:今はいろいろ大変なもとさん。でも、絶対にまた、花咲けるよ。忘れずに。花は弱いように思えても、毎年咲く、強いものなのだ。

rizwordsさん。
「奇」:ことばあそびが得意なrizwordsさんは、人の意表を突く事がお好きとみた! この文字は、奇妙とも使うし、奇麗とも使いますね。

ぐるぐるさん。
「妙」:クリエイティヴをまさしく職業にしているぐるぐるさんには、「妙」。奇妙巧妙、妙なる調べ。創造性と匠の心、それがミクスチュアされたような文字が「妙」ではないかと。

蝶蝶雲さん。
「凛」:きらきら、子犬のワルツの蝶蝶雲さんに漢字をあてはめるとしたら、これかな。ワルツの下に、凛としたイメージがありそうだ。

さあ、当たっていると思う人も、
当たっていなーい! と思う人も、
ご笑覧ということで。
もっこもっこ、とらおどり。

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March 05, 2006

音楽バトン version2

バトン記事といえば、最初にブログで流行ったのが、渡来のmusical baton というやつだったのだが、その後、いろいろなバリエーションが登場し、今や最初のフォーマットは影も形もないようだ。
しかし、その変遷を見てみると、次第に、ブログらしい発展を遂げているように思われる。
たとえば、今回私が受け取った、「音楽バトン2」。
バトンをまわした人、まわす人のイメージを音楽であらわすと? というような設問が含まれるのだが、これは最近よく見かけるパターンだ。
単に伝言ゲームのように 文章を投げていくチェーンメールとは、明らかに違う。
そもそも、相互にある程度のつながりがなければ、受け渡しできない条件と言えるよな。

さて。私にこのバトンをトスしたのは、喜八さん
喜八さんによると、私のイメージ曲は、ビリー・ジョエルの「ピアノ・マン」なのだそうだ!
おー(‥
これは私の好きな曲だったりする。喜八さん、どうもありがとう。
  ☆喜八さんの記事は、こちらから☆

では、改めて、ひとつずつ、設問に答えてみよう。

1.このバトンをくれた人(喜八さん)を音楽に例えると?

ベートーヴェンのピアノソナタ第3番。
純粋音楽でありながら、さまざまな意味でロマンティックな要素をそなえたベートーヴェンの音楽の中でも、交響曲よりコンパクトなピアノソナタ。表題がついているメジャーな大曲ではありませんが、3番は曲調が明るく(しかし過度ではない)、耳に快いのに、実は音楽学校で課題曲に指定されたりする、それなりの難曲なのです。
温厚だが、決して弱腰ではない、毅然とした紳士の喜八さんにぴったりだと思います。

2.自分を曲に例えるなら?

ブラームスのピアノソナタ第1番。
フルオーケストラの交響曲のように作曲された初期のブラームス作品(ゆえに、ピアノで演奏するには、それなりの難曲である)。オーケストラではなくピアノで、というところに、やや無理があり、かつそれは気負いでもある。情熱に満ちてはいるが、作曲者の若さとそれによる「余裕のなさ」も、ややかいま見える(笑)。
口をぬぐって理想の姿とするならば、ベートーヴェンのヴァルトシュタインあたり持ってきたいんですがねえ……(笑)。ま、ここは正直に。

3.車の渋滞にハマッてしまった時に聴きたい曲は?

自分が歌える曲ならなんでも。要するに、暇つぶしをしようって事だな。しかし、クラシックだと気を入れすぎてしまうため、こういうシーンで最も適しているのは、ロックなり、ジャズなり、ニューミュージックなり、アニソンなり、といったカジュアルなものの方が良いな。また、クラシックだと、エンジン音に負けてしまう事があるので、その点でも、音量が比較的均一な、ポピュラー音楽の方が車内には向いている。

4.恋が成就しなかった悲しい夜に聴きたい曲は?

深く傷ついた時に心を癒す事ができる音楽といえば、バッハをおいて他にあるだろうか? いや、あるまい!
それも、受難曲が良い。好みとしては、ここは『ヨハネ受難曲』かなあ。まさしくこれは、音楽による「祈り」であり、そこに存在する緩急、高まりと鎮静が、心の傷を薄皮をかぶせていくかのように覆ってくれるのだ。

5.仕事や学校の帰りに電車の中で癒してくれる曲は?

これまた、電車の走行音や、駅などの雑踏の中という条件があるので、設問3と同様、クラシックはあまり向かないんだよな~(笑)。音量がある程度均一なものが良いが、3のような暇つぶしとも違う。
というわけで、楽器が音の強弱をあまり加減できない時代のものが良い。すなわち、古楽だ。
疲れを癒そうというのも含むとするなら、ダウランドのリュート音楽かなあ。ちょっとメランコリックなものが多くなるのだが、それもまた良し。

6.ビルの間を駆け抜ける時に聴きたい曲は?

これはちょっと微妙なのでは(‥
「何で」駆け抜けるというのか(笑)?
自分の足、自転車または原付、オートバイ、車、それぞれ違うと思うんだがなあ。
そうだな、一番ビルの間を駆け抜けるシーンとして、自分が一番思い浮かぶのは、ステージとしては西新宿の高層ビル街、使うのは足。
ならば、ヴァンゲリスかな。
但し「炎のランナー」ではなく、「ブレードランナー」。
いいじゃん、あれだって走ってるんだぜ!
それに、西新宿を走り抜ける時、たいてい、目的地は歌舞伎町かその近辺だったりするし……。
なんつっても、私はSFファンでもある。

7.真夏のビーチに着いてすぐ聴きたい曲は?

え。え。えー?
真夏のビーチだろ?
……即座に海に飛び込みますが……なにか( ‥)/
音楽の入る余地があるのか?
う~ん。
う~んう~ん。
う~んう~んう~ん……。
すみませんね、どなたか、カリブ海あたりの、スチームドラムの音楽でも、流しておいてください。

8.片思いに苦しむ夜に聴きたい曲は?

俺に恋愛関係の事を聞くなってば……(ぶつぶつ)。
縁がないのですから!(笑)
そうだなー。
困ったなー。
なんかあるかなー。
ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』なんぞはいかが。
いや、深い意味はないぞ。
決して、失恋した相手をなき者として、棺に入れようなどとは思っていないぞ。
いや、いっそ、同じフランス近代のパヴァーヌなら、フォーレの方が良いかもしれん。できれば、合唱つきの演奏で。
ふっ。ふっ。ふっふっふっふっ……(笑いにも意味はない)。

9.大切な友達と喧嘩した後に聴きたい曲は?

定番でかんべんしてくれたまえ。
シカゴの『素直になれなくて』。
とりあえず手元になければ、ビリー・ジョエルの『オーネスティ』でも可。
言うに言えない気持ちは、やはりこういう曲で!(笑)

10.次に回す5人を曲に例えると?

さーてどうしようかな?
別段、バトンを回そうというつもりはないのだが、普段おつきあいしているブロガーを曲にたとえてみるのは面白そうだな。なので、3人ピックアップしてみるが、バトンを渡すというわけではないので、名前の出た方は、もしこの記事に気づいて、書きたいな~と思った場合に限り、置いてあるバトンを拾い上げて下さい(笑)。

つなさん……イタリア歌曲の『すみれ』。
声楽専攻の人は必ずイタリア歌曲集を勉強するのだが、その中に、この『すみれ』という曲が載っているのだ。かわいらしい曲なのだけれど、歌うのも伴奏も、この曲集の中では、ちょいと難しい。
やさしく見えて実はそうではない、というあたりが、つなつなっぽい。

ペトロニウスさん……リストの『ラ・カンパネッラ』
悪魔的に難易度が高いピアノの名曲。天才であるリストが、その天才ぶりと自己顕示欲を余すところなく発揮し、そのスルドさと華麗さを見せつけた、誰も文句が言えない名曲である。曲調の鋭利さと華麗さ、緻密さがペトロニウスさんにはぴったり。

いちみさん……ラヴェルの『マ・メール・ロワ』
2台のピアノによる演奏で。フランス版マザーグースを題材にした組曲だけれど、ラヴェルらしい雰囲気で、妖精の国や架空の東洋が、一見きらきら、その実巧みにかつ複雑にしつらえらえている。

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虎カード

DSC00362最近、セブンイレブンの店頭に、こーんなような、『北斗の拳』のスナックが登場。パチスロだかなんだかで、北斗の拳が大ヒットし、新たに映画が作られたとかなんとかいう、そのタイアップ?
いや、『北斗の拳』は連載当時読んでたし、好きだったけど、それだけではわざわざこんなスナック菓子は買いません。カードが32種類あるそうなのだが、右下隅にご注目。
「こんなカードがあるんですよ」
という実例、これもパッケージ同様何バージョンかあるみたいだが、この画像にあるパッケージのは、虎だろ?
そうですこの虎カードがほしかったのです!

DSC00363本日、なんとかゲットできた!
なかなかいいね~。
ちなみに、このカードのシリーズ、紙製ではなく、プラスチックのようだ。透明なんだよ。なので、写真に写すのに、下にノートを置かないと、きれいに写せなかった。

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February 12, 2006

新造人間キャシャーン

実写版映画としてリメイクされたキャシャーン、ロードショウ当時話題になったのだけど、ちょっと見に行く余裕がなかったのだよな。
それが、日曜洋画劇場で放映されるというから、見てみる事にした。
思ったより、前衛的な感じがする(笑)。
しかし、なんだって今頃これを日曜洋画劇場で?
と思ったところ、キャストを見て納得。
東博士を、寺尾聡がやってたのか。
つまり、『博士の愛した数式』で寺尾聡が博士役をしているので、それにちなんでのことなのだな、察するに!

しかし……。
昔刑事をやっていた人が、今は博士役。
時代だ……(笑)。

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January 01, 2006

賀正

謹 賀 新 年DSC00200

あけましておめでとうございます。
今日の南関東は曇っていう話だったのだが、出かけている時だけはきっちり晴れ間がありました。
本年もこれで晴れ属性強力に決定。
さあ、今年は黒帯取るぞ。
もちろん、おざなりな取り方はしないつもりだ。
誰が見てもOKな内容にしたい。
強く、そしてたくましく。
……筋肉つけないとな~。

さて、初詣はしないが、近隣にアウトレットモールがあるため、福袋を買いに行ってみました。
スポーツ用品店とかけっこう入ってるんだな、これが。
今年の狙いは、Columbiaの初売り。
いや、実は、去年行ったら10:30の時点で完売だったので、ちょっと悔しかったのだ。
リベンジだ。
アウトレットモールは10:00オープンなんだけどね(‥

さて、現地に9:45頃到着。
ところが、すでにモール内黒山のひとだかりというか、列ができまくっていて、目的の店はどうなんだ、とみつけるのが大変だ。
これはColubiaも並んでるかも、と思ったら、案の定長い列ができている。
060101_095201
人を無許可でうつしているので画像ぼかしていますがこんな感じ。
寒風吹きさらす中、40分くらいも並んだ(汗)。
しかし、この列が他と違うところはですね、まず、ふつうのブティック(っていうのか?)に並んでいる列は若い女性のみ。
adidasとか、その手のふつうのスポーツ用品店は家族連ればっかり(ちなみにこの地域だと、犬連れも多い。混んでるのでほとんどの犬はだかれていました)。
しかーし!
ナナメむかいのMontBellとColumbiaだけは、野郎ばかりである。
なぜって、この2店は、単なるスポーツ用品店ではない。
アウトドア専門、とくにColumbiaは、はっきりいって、「登山用品屋」だからだ。
おしゃれな女性が家族連れでadidasには行くとしても(実際adidasはむちゃくちゃな列の長さだったが)、さすがに登山用品には用がないもよう。……べつにおしゃれではないしな。
ただ、機能はスゴイのだぞ。
ナショナルジオグラフィック誌とか見てれば、たいてい、この2社の広告があちこちにあるはずだ(笑)。
しかし、ふつー、こういう「列に並んで服を(?)買います」なのには慣れていないため、30分近くなると、あちこちから、ぶーすかしはじめた。
あげくのはてには、店に入れるまであと少し! なところで、列をはなれるヤツも。
(そこまで並んだならもうちょっと辛抱しろよ……別にいいけど)。

ColumbiaはMontBellより店が小さいので、入場制限かけてたってのもあり、いや、ほんと待った待った(笑)。
1万円の福袋を2つゲットしてきたのだが、レジも20分くらいまたされたものなあ。
しかし、去年MontBellの福袋を買った時より内容良かったなあ。
防寒ジャケット、ベスト、アンダーシャツがわりになる高機能Tシャツ、荷物ロープにもなるベルト、ヒップバッグ、ナップサック、ぼうしなどなど合計して全部で6万円くらいか。おおむね、3倍分くらいの金額になるものが入っていたもよう。着られないってものはなかったのでたいへんおとくでした(笑)。

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December 16, 2005

チョコレートはなぜか限定

DSC00273
「限定品」という言葉に、人は弱い(笑)。
そして、圧倒的に限定ものが多いお菓子といえば、チョコレートじゃないか?
ヴァレンタインシーズンは言うに及ばず、冬になると、そりゃもう、あちこちで「限定」チョコレートが目につく。
たいていは「期間限定」ってやつだと思うが、よくまあ毎度手の込んだ事をやるな、と横目で見る。

子供の頃は、チョコレートが大好きで(あんことかクリームはだめで)、
チョコレートばっかり食べていた記憶があるのだが。
おとなになったら、どうも甘いもんがだめなんだな。
チョコレート、甘い後味が残ると、口直しの珈琲かなにかが必要になってしまうのだ。

しかし、よくよく考えてみると、どうもその後味ってやつは「ミルク」味である。
ということはだ、ミルクの入っていない、ビターのものならば、大丈夫なのです(笑)。
そして、そのタイプは、面白いことに、この「期間限定」チョコレートに多いというわけだ。

今年も、上の画像にあるみたいなやつが出ていて、
「ラドンナってどんな」<しゃれにあらず
なんて思っていたところ、
「日々是げんじつ」のいちみさんがちょうど記事でとりあげていて、
「あんまり甘くなくておいしい」
という保証が、コメント欄含め、かなり得られたのだった。

確かに、少しオレンジの味わいがあるビターなチョコレートだ。
薄くてまるくて一口だ。
ぱく。

なんせ、冬は寒い。
寒いと、エネルギー消費率があがる。
そういう時には、甘いものを少し食べるのが良い。
(でも甘いものは苦手)。
ビターチョコレートは、やはり、重宝なのだ。
ぱく。

問題は、手軽すぎて、すぐになくなっちゃうことかな。
ぱく……あっ。もうない!

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