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March 23, 2005

拳立ての効用

私は、腕立てが苦手だ。
物理的な理由がある。
剣道をやっていた大学時代に、右肘を壊して以来、右腕をずっとかばってきたので、もともと弱い肩を含め、腕の筋肉が落ちるにまかせていたってのと。
両足首が畸形だってこと。これ、外見は全然普通なんだけど、先天的に小さい骨がひとつ欠けてるので、足首の踏ん張りがきかないのだ。
なので、腕立ては無理をするなともともと言われていたんだけれども、3級に上がった時から、
「足をついてもかまわないから、腕立てじゃなく拳立てでやりなさい」
館長先生にそう言われた。

なぜか?
腕立てでも、上腕部、腹筋などの筋肉は勿論鍛えられる。
でも、これを拳立てでやると、正拳(パンチ)に使う筋肉が鍛えられる事になるわけだ。
もちろん、拳自体も鍛えられる。
フルコンタクト式の上地流系では、これは大事な事なのだ。

正直、拳立てでって言われた時は、内心(ぐは)とか思ったけど、指示に口答えとか質問返しはしない事にしているので(笑)。片膝だけ、補助として床につく形にさせてもらって、拳立てでやってたわけだ。
すると、なるほどね。
実効性高いです、これ。
確実に、パンチ力が上がってきていると思う。
もちろん、正式な拳立てをするより、上がり方は「じわじわ」っていう感じだろうけれど(笑)。

三戦(サンチン)で鍛える側にまわる時、ある程度以上筋肉がついてる、成人(男)の胴に拳を入れる時、自分で加減しないと、手首をいためそうになってたのな。
(本当です。鍛えていない人が安易に拳を使って人をなぐると、拳だけでなく、手首をいためる可能性高いよ?)
これじゃ相手を鍛える事にならないから、悪いなとは思いつつ、自分が怪我をするわけにはいかないだろ(笑)。
でも、これがきちんと打てるようになってきた。

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Comments

そうそう手首痛めますよねぇ。
私も拳使う事は殆どやってないので、結構気を使います。
以前、長いこと八卦掌を練習して増したので、打撃と言えば『掌打』だったんです。
でも確かに拳立ても必要ですよねぇ・・・
ただやる時は間違って屈筋鍛えないようにしないと、
拳速が遅くなるからその辺り難しいとこもあるんですよね(汗

Posted by: 霧狼 | March 23, 2005 at 11:57 PM

八卦掌か、いいですねえ!
本では読んでいるのですが、まだ見た事がないんです。
拳立ては、うちの道場の場合、有段者以上は全員拳立てです。(私は、黒帯取るまでまだ間があると思っていたら、前倒しで指示されたのです(^^; )
上地流系は普段の稽古でお互いの体を殴り合い蹴り合いするので、実際に拳を使える状態に作り上げる事が、重要になるわけなんです。

Posted by: とら | March 24, 2005 at 11:37 AM

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